いちごが美味しい季節になると、スーパーや直売所にずらりと並ぶ真っ赤ないちごたち。その中でも、「やよいひめ」という名前を見かけたことはありませんか?
名前の響きからしてなんだか上品で、どこか特別な雰囲気を感じさせるこのいちご。実は、群馬県が誇るブランドいちごで、甘くてまろやかな味わいが特徴なんです♪
- やよいひめってどんな特徴があるの?
この記事では、「やよいひめってどんな品種?」「とちおとめやあまおうと何が違うの?」といった疑問を、主婦目線でわかりやすくご紹介していきます。お子さんと一緒に食べても、贈り物にしてもぴったりな“春のお姫さまいちご”の魅力をたっぷりお届けしますよ🍓
- やよいひめは群馬生まれの甘くてまろやかないちご
- 果肉がしっかりしていて見た目もきれい
- 子どもにも食べやすく贈り物にもおすすめ
※記事内で詳しく解説していきます♪
\ギフトにも◎開けた瞬間、歓声が上がる甘い香り/

やよいひめとは?名前の由来と誕生の背景

やよいひめの名前の意味は?
「やよいひめ」という名前、どこか上品でかわいらしい響きがありますよね。この名前は、3月=弥生(やよい)に旬を迎えることと、群馬県のブランドいちごとして“お姫さま”のように愛されてほしいという願いが込められているんです。
つまり、「春の始まりにぴったりの甘くて美味しいいちご」という意味なんですね。名前からして愛されるべき存在ということが伝わってきます♪
群馬県生まれのブランドいちご
やよいひめは、2005年に群馬県で誕生した比較的新しい品種のいちごです。群馬県が独自に開発した品種で、「とねほっぺ」と「とちおとめ」などを交配して生まれました。
寒い地域でも育てやすく、果実が大きくて病気にも強いという特徴があり、生産者にとっても育てやすい優秀ないちごなんです。群馬県内では広く栽培されていて、まさに地元が誇るブランドフルーツのひとつです。
どんな想いで作られた品種?
やよいひめは、「群馬県産のおいしいいちごを全国に届けたい!」という想いから誕生しました。それまで群馬では、他県の品種(とちおとめなど)を栽培していたのですが、「群馬らしい独自のブランドを作ろう」ということで開発が始まりました。
そして完成したのが、甘くて大粒・しっかりした果肉・春先まで長く楽しめるという三拍子そろったやよいひめ。生産者の愛情と工夫が詰まった品種なんです。
他県でも栽培されてる?
やよいひめは基本的には群馬県の特産品ですが、現在では埼玉・栃木・長野など関東周辺でも栽培されることが増えてきました。特に冬から春にかけてのシーズンでは、関東のスーパーや直売所でも見かけることがあります。
ただし、やはり群馬県産が中心で、味や品質にも定評があります。「やよいひめ」のシールが貼られていたら、群馬の農家さんが丁寧に育てた証拠です♪
店頭で見つけやすい時期は?
やよいひめの旬は、1月〜3月中旬ごろまで。中でも名前の由来にもなった「弥生(3月)」は、味が乗って最も美味しい時期と言われています。
12月から出荷が始まることもありますが、気温の安定する春先のほうが糖度が上がりやすく、まろやかな甘さが引き立ちます。ちょうど卒園・入学シーズンやホワイトデーにもぴったりで、贈り物としても人気がありますよ🍓
やよいひめの見た目と味の特徴
果肉の色・大きさ・形の傾向
やよいひめを手に取るとまず驚くのが、その大きさと形の美しさ。一般的ないちごと比べて果実が大きく、ふっくら丸みを帯びた形をしています。先端がとがりすぎておらず、ころんとした姿がとてもかわいらしく、お子さんにも人気です。
外皮の色はややオレンジがかった明るめの赤色で、ツヤがありとてもジューシーな見た目。果肉は中心までほんのりピンク色で、断面もきれいなので、スイーツやケーキに使っても見栄えが抜群です。
食べた時の食感と香り
やよいひめは「果肉がしっかりしていて食べごたえがある」のが特徴。食べた瞬間、じゅわっとした果汁感とともに、ほのかな香りが口いっぱいに広がります。
歯ごたえはやわらかすぎず、でも固くない絶妙な食感で、「噛むたびに甘さがじんわり広がる」ような上品な味わい。果肉が詰まっているので、水っぽさや酸っぱさを感じにくく、子どもでも食べやすいのが嬉しいポイントです。
酸味とのバランスは?
いちごって、甘さだけでなく「酸味とのバランス」も大事ですよね。やよいひめはこの酸味がとてもやさしいんです。酸味が苦手な人にも「このいちごなら食べられる!」と言われるくらい、まろやかな味わい。
甘みが強いだけでなく、酸味が控えめだからこそ、甘さが引き立つんですね。特に小さなお子さんや酸っぱいのが苦手な方にはぴったりのいちごです。
子どもでも食べやすい甘さ
やよいひめの魅力はなんといっても、子どもが「また食べたい!」と言うような自然な甘さ。糖度が高くてもベタッとした甘さではなく、口当たりがよく、あと味もスッキリしています。
実際、筆者の家庭でも子どもたちに大人気。酸味がほとんどなくて、噛むたびに甘い果汁が広がるので、ケーキのトッピングにしても◎。そのまま丸ごと食べさせても安心して食べられます。
他の品種と比べてどう?
やよいひめは「とちおとめ」や「あまおう」などの有名品種に比べて、甘さの質がまろやかで優しいという印象があります。果肉がしっかりしていて日持ちも良いため、お弁当やおやつにもぴったり。
また、形や色が整っているので、ギフトとしても映えるいちごです。強い甘さや酸味を求める方には少し物足りないかもしれませんが、「万人ウケするいちご」としては非常に優秀なバランスです。
糖度と栄養価、甘さのヒミツ

やよいひめの平均糖度は?
やよいひめの平均糖度は約12〜14度と言われており、これは一般的ないちごよりもやや高めです。たとえば、「とちおとめ」は約10〜12度が多いため、それより1〜2度高い甘さになります。
特に完熟に近い状態で収穫されたやよいひめは、まるでお菓子のような甘さに感じることも。甘党の方はもちろん、子どもたちにも大人気なのも納得ですね♪
同じ糖度でも感じる甘さが違う理由
実は、糖度が同じでも「甘く感じる・感じない」ってあるんです。これは、酸味の強さと水分量のバランスが関係しています。
やよいひめは酸味がかなり控えめなので、糖度が同じでも「甘みだけ」が強調されて感じやすいんです。つまり、まろやかな甘さ=“実際よりも甘く感じる”というわけ。
さらに、果肉がしっかりしているため、噛んだときにじっくりと甘みを味わえるのもポイントです。
ビタミンCやポリフェノールは多い?
やよいひめは甘さだけじゃありません!実は、栄養価もしっかりしているんです。特に含有量が多いのが以下の成分:
- ビタミンC:1パック(約200g)で成人1日分を超えるほど
- 葉酸:妊娠中や子育てママにも嬉しい栄養素
- アントシアニン(ポリフェノールの一種):抗酸化作用が期待できる
つまり、やよいひめはいちごの中でも、美味しさ+健康面のバランスが良い品種なんですね♪
甘さが安定しているのはなぜ?
やよいひめは、品種としての特性もありますが、育成環境でも甘さの安定感が違います。特に群馬県では日照時間が長く、昼夜の寒暖差があるため、甘みをたっぷり蓄えた美味しいいちごが育ちやすいんです。
また、果肉がしっかりしていて水っぽくなりにくいため、収穫から店頭に並ぶまでの間に味が落ちにくいのも特徴。いつ食べても甘い!とリピーターが多い理由ですね。
甘さが引き立つ食べ方は?
やよいひめはそのまま食べても十分美味しいですが、さらに甘さを楽しむコツがあります!
- 冷蔵庫から出してすぐ食べない(常温に戻すと甘みが増す)
- 練乳や砂糖は不要! 素の味を楽しむのが◎
- スライスせず丸ごと食べるとジューシーさUP
- ヨーグルトやバニラアイスと一緒にしても相性抜群
特に「冷やしすぎない」ことがポイント!甘さを感じにくくなってしまうので、食べる15〜20分前に出しておくのがおすすめです🍓
スーパーでの値段・価格の目安
1パックのグラム数と価格帯
やよいひめの1パックの内容量は、一般的に約250g前後。粒が大きいため、同じグラム数でも入っている個数は6〜9粒程度と少なめに見えるかもしれません。
価格は季節や売り場によって異なりますが、平均的には1パック400円〜700円前後。旬の時期(1月〜3月)であれば、500円以下で手に入ることもあります。特売や直売所なら、かなりお得に買えることもありますよ♪
他のいちごと比べて高い?安い?
やよいひめは「ブランドいちご」としては比較的手ごろな価格帯に入ります。たとえば、有名ないちごとの平均価格を比べるとこんな感じです:
品種名 | 平均価格(1パック) |
---|---|
あまおう | 約600〜800円 |
とちおとめ | 約350〜600円 |
やよいひめ | 約400〜700円 |
このように、「高すぎず、でも品質は確か」なポジションにあるのがやよいひめ。贈答用としても日常のおやつとしてもバランスが良い、“ちょっとリッチないちご”という位置づけです。
季節による価格の変化
いちごは冬〜春にかけてが旬なので、12月〜3月が最も手に入りやすく、価格も安定しています。特に3月は甘さも価格もピーク!
一方で、4月以降は出荷量が減るため、スーパーでは価格がやや高騰する傾向があります。また、夏場にはほとんど出回らないため、冷凍や加工品しか見かけなくなることも。
賢く買うなら、2〜3月の時期にまとめて買って冷凍保存しておくのもおすすめですよ♪
地域による価格差はある?
やよいひめは主に群馬県を中心に関東圏で流通しているため、関東では比較的安く手に入る傾向があります。東京都内のスーパーや八百屋では、地元産の直送品が並ぶこともあり、そういったところでは新鮮でリーズナブルな場合も。
一方で、関西や九州など遠方になると、輸送コストなどの影響で1パック600円以上になることも珍しくありません。地域によってはレアな品種扱いなので、「見つけたら即買い」もアリですね!
安く買うならいつがおすすめ?
ズバリ、2月中旬〜3月上旬が狙い目です。この時期はやよいひめの収穫量が安定し、価格がこなれてくる時期。加えてホワイトデーや春ギフトシーズンに向けて大量出荷されるため、スーパーでも競争が激しくなり価格が下がることが多いです。
また、夕方以降のスーパーや地元の直売所では、タイムセールやまとめ買い割引がされていることも!主婦の味方ですね✨
\果汁がじゅわっ…ひと粒に春が詰まってる!/
やよいひめをもっと知るならこの品種と比較!
人気品種「とちおとめ」との違いは?
いちご売り場でよく見かける「とちおとめ」。実はこの品種、やよいひめとよく比較される存在です。どちらも大人気のいちごですが、味や見た目、育てられている地域など、実はけっこう違いがあるんです。
「子どもに食べさせるならどっちがいいの?」「ケーキに使うなら?」「贈り物には?」――そんな疑問を持った方のために、両者を比べてみると選びやすくなりますよ。
甘さの感じ方の差
やよいひめは酸味が控えめで、まろやかな甘さが魅力。一方、とちおとめは甘さと酸味のバランスが良く、キュッとした爽やかさが特徴です。
糖度で見るとそこまで大差はないものの、味の印象はまったく別物。甘党派のママやお子さんにはやよいひめ、スッキリ系が好みの方にはとちおとめがおすすめです。
見た目や食感の違い
やよいひめは丸みがあり大粒で、果肉がやや硬めなので日持ちが良いのが特徴。とちおとめはやや縦長で、果肉が柔らかめ。どちらも見栄えは良いですが、カットせずに「丸ごと食べる」ならやよいひめのほうが崩れにくくて便利です。
また、食感もやよいひめの方がしっかりしていて噛みごたえがあります。
栽培地域と旬の違い
やよいひめは主に群馬県で作られており、出荷のピークは2〜3月。とちおとめは栃木県が中心で、12〜2月が最盛期とやや早めです。
つまり、旬が少しずれているため、両方を季節に合わせて食べ比べる楽しみもありますよ♪
ギフトに向いているのは?
ギフトにするなら、どちらも喜ばれますが、見た目のインパクトや上品さではやよいひめがややリード。丸くて粒ぞろいなので、箱詰めにしたときの美しさが際立ちます。
一方で、とちおとめは全国的な知名度が高く、「安心の定番」という意味で贈りやすいというメリットもあります。
→【次の記事】とちおとめとの違いをもっと詳しく!
「やよいひめととちおとめ、どっちが好き?」という疑問にしっかり答えるために、味・糖度・価格などを徹底比較した記事を別でご用意しました!
どっちを買おうか迷ったときの参考にぜひどうぞ👇
👉 [やよいひめととちおとめ、どっちが甘い?味・糖度・値段の違いを徹底比較!]
まとめ
「やよいひめ」は、その名前にふさわしく、春を告げるような優しくて甘い味わいが魅力のいちごです。群馬県で大切に育てられたこの品種は、大粒で果肉もしっかり、酸味が少なく子どもにも食べやすいという、まさに“みんなに優しいいちご”。
日常のおやつはもちろん、ちょっとした贈り物にもぴったりの上品さがあるので、見かけたらぜひ手に取ってみてください。旬の時期に味わうやよいひめは、春の訪れをちょっぴり特別なものにしてくれるはずです♪
\スーパーでは出会えない、極上の贅沢苺♡/