「冷凍おせちを買ったのに、冷凍庫に入らない！」そんな焦りや不安、ありませんか？
- 届いた冷凍おせちが想像以上に大きくて冷凍庫に入らない
- どのサイズを選べば入るのかわからない
- 入らなかったときの対処法が知りたい
せっかくのお正月料理なのに、保存場所で悩むのは大変ですよね。
そこで今回は、「冷凍おせちが冷凍庫に入らない」ときの原因と対処法、そして冷凍庫に入るおすすめおせちを徹底調査しました。
この記事でわかること
- 冷凍おせちが入らない主な原因と、事前に防ぐためのチェックポイント
- 冷凍庫にスッと入るコンパクトなおせちの選び方とおすすめ商品
- もし入らなかったときの応急処置と、美味しさを保つ保存・解凍のコツ
冷凍庫に入らない問題を防ぎながら、美味しくおせちを楽しむ方法を詳しくご紹介します。
冷凍おせちが冷凍庫に入らないときの原因３つ
冷凍おせちが冷凍庫に入らないときの原因について詳しく解説します。
それでは、一つずつ見ていきましょう。
①箱や包装が意外と大きい
意外と見落としがちなのが、「外箱の大きさ」です。商品ページに「おせちのサイズ（重箱サイズ）」は書いてあっても、実際に届くと箱や包装、保冷剤が付いていて、そのぶん大きくなっていることがあります。
たとえば、重箱自体は20cm四方でも、外箱のサイズは25cm以上ということも。さらに厚みのある保冷剤が入っていると、冷凍庫の引き出しに収まらない…というケースもあるんです。
届いた瞬間「えっ、想像よりでかい！」となるのは、ほぼこのパターン。おせちの公式ページには“外箱寸法”も書かれていることが多いので、購入前に必ずチェックしておきましょう。
筆者も以前、冷凍おせちを頼んだときに外箱が冷凍庫の奥行より長くて入らず、泣く泣く外包装を外してギリギリ入れた経験があります（笑）。
ちょっとした確認で防げるトラブルなので、商品ページで「外箱寸法」を見逃さないようにしてくださいね。
②段重タイプで高さがある
おせちは見た目が豪華なほど段数が増える傾向がありますが、実はこの「高さ」が落とし穴です。一般的な家庭用冷凍庫は、引き出し式で高さがあまりないため、2段や3段のおせちは入りづらいんです。
特に下段の引き出しは奥行きはあっても高さが15cm前後しかないことが多く、3段重（20cm以上）だとほぼ入りません。無理に押し込むと、蓋が浮いてしまって冷凍効果が落ちることも。
実際に楽天レビューを見ても、「届いたけど高さがあって冷凍庫に入らなかった」という声が多いです。見た目重視よりも、冷凍庫事情を考えたサイズ選びが大切です。
コンパクトな「一段重」や「二段で横長タイプ」を選ぶと、スッと収納できて失敗しませんよ。
ちなみに、匠本舗や博多久松などは「小さめサイズ」や「一段タイプ」も豊富なので、家庭の冷凍庫にもぴったりです。
③冷凍庫の引き出し内寸が合わない
外から見ると大きく見える冷凍庫でも、実際の収納スペースは意外と狭いです。引き出し式の場合、内寸が“奥行30cm×高さ15cm×幅35cm”ほどしかないことも。
ここで重要なのが、“外寸”ではなく“内寸”を測ること。冷凍おせちの外箱が24cm四方なら、少なくとも奥行30cm以上は必要です。
また、保冷剤や他の冷凍食品が少しでも残っていると入らないこともあるので、届く前に冷凍庫を整理しておきましょう。
家族が多い家庭や年末に冷凍食品をまとめ買いしている場合、スペースが埋まっているケースも多いです。届く日までに「半段分空けておく」くらいの余裕が理想です。
冷凍庫の寸法チェック、これが意外と盲点なんですよね。おせちを頼む前に、メジャーで一度測っておくのがおすすめです！
冷凍庫に入るおせちを選ぶ５つのポイント
冷凍庫に入るおせちを選ぶためのポイントについて解説します。
それでは、冷凍庫にスッと収まるおせちを選ぶコツをひとつずつ見ていきましょう。
①購入前に外箱サイズを確認する
おせち選びで最も大事なのが、「外箱サイズ」を確認することです。商品ページのスペック欄には、重箱サイズ（例：20×20×5cm）だけでなく、外箱サイズ（例：26×26×15cm）も記載されていることが多いです。
特に冷凍おせちは、輸送時に凍結状態を保つために厚みのある断熱材や保冷剤が同梱されているため、重箱サイズ＋5cm以上の余裕を見ておくのが安全です。
楽天の商品ページでは「商品情報」や「スペック」に小さく書かれていることが多いので、購入前に必ずチェックしておきましょう。サイズ感を把握しておくと、届いたときに慌てることがなくなります。
筆者おすすめは、商品画像内に「重箱サイズ＋外箱寸法」を写真付きで載せているお店。匠本舗や博多久松などの大手は、この点がとても丁寧です。
もし迷ったら、「口コミ」で『冷凍庫に入った／入らなかった』というレビューを探すのもかなり参考になりますよ。
②一段タイプのおせちを選ぶ
冷凍庫に入りやすいおせちは、ズバリ「一段重」タイプです。段数が少ない分、高さが抑えられ、ほとんどの家庭用冷凍庫にスッと収まります。
見た目が豪華な三段重も素敵ですが、家庭用の引き出し式冷凍庫には向きません。冷凍庫の高さ制限（約15cm〜18cm）を考えると、一段重がベストです。
最近では、一段重でも盛り付けが華やかで満足度の高い商品が増えています。特に「博多久松 高宮」や「銀座割烹里仙 小箱おせち」は、一段なのに品数が多く、コンパクトで冷凍庫にも収まりやすいのが魅力です。
家族2〜3人分なら一段おせちで十分ボリュームがありますし、見た目も上品。収納性と見栄えを両立させたい方にぴったりですよ。
③個別パックや真空パックを選ぶ
最近は「個別パック」タイプのおせちも増えています。これは、それぞれの料理が小分けされた状態で届くため、必要な分だけ冷凍庫に収納できて便利なんです。
たとえば「板前魂の花籠」は個別冷凍パックで届くため、スペースに合わせて段階的に冷凍庫に入れることが可能です。これなら、冷凍庫が小さめの家庭でも無理なく保存できます。
真空パックタイプなら、薄型でスタッキングしやすく、冷凍庫の空きスペースに合わせて収納できます。解凍時もムラになりにくく、味の劣化が少ないのが魅力です。
「スペースの融通が利く」という点で、個別パックのおせちは小世帯や一人暮らしにも最適です。
楽天で探す場合、「おせち 個別パック」や「冷凍庫 小さい おせち」と検索すると、選びやすい商品がたくさん出てきますよ。
④到着日に合わせて冷凍庫を整理しておく
おせちが届くのは、だいたい12月29日〜31日の間。この時期、年末の買い出しで冷凍庫がいっぱいになっている家庭も多いですよね。
そのため、到着予定日の3日前くらいから「冷凍庫整理デー」を作っておくのがポイントです。不要な冷凍食品を食べきる、氷を減らす、保冷剤を処分する──これだけでかなりスペースが確保できます。
また、届くおせちが1段重でも箱サイズは20〜25cmほどありますので、冷凍庫の半段分を空けておくのが理想的です。
「届いてから整理すればいいか」と思っても、冷凍おせちは解凍が始まると味が落ちるため、すぐに冷凍庫へ入れる必要があります。事前の準備がほんとに大事なんです。
到着日に冷凍庫がパンパン…というストレスを避けるためにも、冷凍庫整理は“おせち準備の一環”と考えておきましょう。
⑤冷凍庫容量の目安を把握しておく
最後に、冷凍庫の容量を知っておくことも大切です。家庭用冷蔵庫の冷凍室容量は、平均して「約50〜80L」。そのうち食品を実際に収納できるのは7割程度（35〜55L）と考えましょう。
おせち1段重の外箱サイズが「25×25×10cm」だと仮定すると、必要な体積は約6.25L。つまり、冷凍庫の7〜10分の1を占有することになります。
他の冷凍食品が詰まっていると入らないのも納得ですよね。逆に、2段重や3段重になると体積は倍以上。家庭用冷凍庫では厳しくなります。
筆者のおすすめは、届く前にメジャーで冷凍庫の内寸を測って、入るかどうかを実際にシミュレーションしておくこと。数字で把握しておくと安心感が違います。
ちょっとした手間で年末の“おせち冷凍庫パニック”を防げますよ。
冷凍庫に入るおすすめ楽天おせち３選
冷凍庫に入るおすすめの楽天おせちを３つご紹介します。
それぞれの特徴やサイズ感を比較しながら見ていきましょう。
①匠本舗「板前魂の花籠」｜小型冷凍庫でも入るサイズ感
まずおすすめしたいのが、楽天ランキング常連の「匠本舗」から発売されている人気おせち『板前魂の花籠』です。
このおせちはなんといっても「冷凍庫に優しいサイズ設計」。大きさは20.5cm×20.5cm×4.3cm×3段と非常にコンパクトで、小型冷凍庫にも無理なく収まります。
３人前ながら36品目が詰まっていて、見た目も華やか。すべてのお重に抗菌・鮮度保存シートを使用しているので衛生的です。
レビューでも「3回目の購入です！」「盛り付けが綺麗で、味もとても美味しい」という声が多数あり、満足度が高い商品です。「簡易お重だから捨てやすくて良かった」という声もありましたよ。
価格も10,000円前後とリーズナブルで、初めて冷凍おせちを購入する人にもぴったり。楽天での★4.5以上の評価も納得です。
ポチップ
| 内容量 | 約2〜3人前 |
|---|---|
| 外箱サイズ | 20.5cm×20.5cm×4.3cm×3段 |
| 品目数 | 36品 |
| 価格（税込） | 10,000円前後 |
| 保存方法 | 冷凍 |
| 販売サイト | ▶楽天で詳しく見る（匠本舗 花籠） |
「小さくても華やか」「入るか心配だったけど大丈夫だった」というレビューが多いのが、このおせちの信頼ポイントです。
②博多久松「高宮」｜一段重でコンパクト＆豪華
次にご紹介するのは、福岡の老舗「博多久松」の人気おせち『高宮』です。楽天レビュー数が圧倒的に多く、リピーターも多い信頼ブランドですね。
特徴は、一段重なのに全１７品目がぎっしり詰まっている点。外箱サイズは約19×19×7cmと薄型で、冷凍庫の引き出しにもスッと収まります。
冷凍庫の高さ制限に悩む家庭でも安心。しかも、盛り付け済みで届くので、開けてそのまま食卓に並べられるのも嬉しいポイントです。
実際にレビューを見ても「家族でおせちを食べるのは私だけなのでちょうど良い」「この価格でとても贅沢なおかずで気に入った」といった声が見られます。
価格は10,000円前後と一人前としては少し高めですが、味の満足度・手軽さ・収納性のバランスが非常に良いおせちです。
ポチップ
| 内容量 | 約１人前 |
|---|---|
| 外箱サイズ | 約19×19×7cm |
| 品目数 | 33品 |
| 価格（税込） | 10,000円前後 |
| 保存方法 | 冷凍（一段重） |
| 販売サイト | ▶楽天で詳しく見る（博多久松 高宮） |
博多久松は味付けの安定感が抜群。コンパクトながら豪華なお正月を演出したい方にぴったりですよ。
③紀文「祝の幸」三段重｜冷蔵配送で豪華＆冷凍庫いらずの本格派おせち
最後にご紹介するのは、紀文の人気おせち『祝の幸』三段重。見た目の華やかさと、冷凍庫を使わず保存できる冷蔵配送タイプが魅力です。
紀文といえば老舗の練り物メーカーとして有名ですが、この『祝の幸』は伝統の技が光る逸品。黒豆、数の子、昆布巻き、伊達巻といった定番料理に加え、焼きホタテやアワビの旨煮などバランスのとれた全36品を詰め込んでいます。
最大の特徴は「冷蔵配送」。届いたらすぐ冷蔵庫に入れておくだけでOK。解凍の手間がいらず、冷凍庫の容量を気にせず準備できます。
外箱サイズは約19.5×19.5×18.0cm。３段重ながらスタッキングしやすい設計で、冷蔵庫の中にもスッと収まります。家庭用のチルド室にも入るサイズ感です。
毎年人気の理由は、“冷蔵なのに日持ちする”ところ。消費期限はお届け日を含めて２日間なので、お正月の２日目までは美味しく楽しめます。
口コミでは「冷凍じゃないのが嬉しい」「見た目が豪華で家族みんなが喜んだ」「味が上品でちょうどいい塩加減」といった高評価が多数。楽天レビューでも★4.4以上を獲得しています。
ポチップ
| 内容量 | 約3〜4人前 |
|---|---|
| 外箱サイズ | 約19.5×19.5×18.0cm |
| 品目数 | 3６品 |
| 価格（税込） | 18,980円前後 |
| 保存方法 | 冷蔵（冷凍不要） |
| 販売サイト | ▶楽天で詳しく見る（紀文 祝寿 三段重） |
冷蔵で届くため、冷凍庫を空ける必要がなく、届いたそのままの状態で美味しく食べられるのが嬉しいポイント。豪華でありながら手間いらずなので、年末の忙しい時期にもピッタリです。
３つを比較すると、以下のようになります。
| 商品名 | 外箱サイズ | 段数 | 保存方法 | 価格（税込） | 楽天リンク |
|---|---|---|---|---|---|
| 板前魂の花籠 | 20×20×12cm | ３段 | 冷凍 | 10,000円前後 | ▶見る |
| 博多久松 高宮 | 19×19×7cm | 1段 | 冷凍 | 10,000円前後 | ▶見る |
| 紀文「祝の幸」 | 19×19×18cm | ３段 | 冷蔵 | 18,980円前後 | ▶見る |
この３つはどれも「サイズが小さく、保存しやすい」点が共通しています。迷ったら、まずは『板前魂の花籠』で冷凍おせちデビューしてみるのがおすすめです。
冷凍おせちが入らなかったときの応急処置法４つ
冷凍おせちが入らなかったときの応急処置法についてご紹介します。
「冷凍庫に入らない！」と焦ったときでも、落ち着いて対処すれば大丈夫。順番に説明しますね。
①箱から出して小分けにする
まず試してほしいのが、「外箱から取り出して小分けにする」方法です。冷凍おせちは外箱＋保冷剤＋包装材でかさばっていることが多く、実際の中身は思ったよりコンパクトなこともあります。
外箱を外して、重箱だけを冷凍庫に入れるとスッと入るケースもあります。もし段重タイプなら、段ごとに別々のスペースに分けて収納してもOKです。
また、個別パックや真空パックタイプの場合は、ジップロックなどに入れ替えて隙間を有効活用するのもおすすめ。冷凍庫の角や上段の空きスペースを活用すると、意外と入ることがあります。
筆者も以前、「箱を外したら普通に入った」という経験があります（笑）。慌てずにまずは“余分な外装を外す”ことから始めましょう。
②冷蔵庫のチルド室で一時保存する
冷凍庫がどうしてもパンパンで入らない場合、次の選択肢は「チルド室やパーシャル室での一時保管」です。温度は0〜2℃程度なので、半冷凍状態をキープできます。
ただし、この方法はあくまで「数時間〜半日程度の一時的措置」にとどめましょう。チルド室では完全冷凍状態が保てないため、長期保存には不向きです。
おすすめは、おせちが届いてから食べる前日までの間、チルド室で軽く保管し、当日解凍に移行するパターンです。味の劣化を最小限に抑えながら、安全に保存できます。
一度解凍されたおせちは再冷凍NGなので、この方法を使うときは「そのまま解凍→食卓へ」という流れを意識してくださいね。
③屋外や保冷バッグで代替保存する（寒冷地限定）
もしあなたが冬に気温の低い地域（東北・北海道・北陸など）に住んでいる場合、屋外やベランダを「臨時の冷凍庫」として使う方法もあります。
気温が0℃以下の環境なら、外に出しておくだけでもある程度の凍結状態が保てます。ただし、直射日光や外気の変動で温度が上がると劣化するため、必ず保冷バッグや発泡スチロール箱に入れてください。
さらに、保冷剤を一緒に入れることで安定した温度をキープできます。玄関先や日陰のベランダなら、安全に半日〜1日程度は保存できます。
ただし、ペットやカラスなどの動物被害、天候の急変には注意が必要です。「どうしても冷凍庫が満杯！」というときの緊急避難策として活用しましょう。
筆者も北海道在住時代、おせちをベランダで一晩保管したことがあります。マイナス3℃の夜だったので、朝までカチカチのままでした（笑）。
④早めに解凍して食卓へ出す
最終手段は、「予定より早めに解凍して食べてしまう」ことです。冷凍庫に入らないほど大きい場合、無理に保管して品質を落とすよりも、美味しいうちに食べたほうがいい場合もあります。
冷蔵庫で24〜36時間かけてゆっくり解凍すれば、ドリップ（汁漏れ）を防ぎつつ、風味をキープできます。お正月前に少しずつ味見するのも楽しいですよ。
特に博多久松や匠本舗などの冷凍おせちは、解凍後の味が非常に安定しています。前倒しで食べても美味しさを損ないません。
「全部入りきらない…」と悩むより、少しずつ楽しんでいくスタイルもアリです。無理に詰め込まず、自然に美味しく食べきりましょう。
おせちは「保存食」でもありますが、やっぱり一番おいしいのは“作りたてに近い状態”。冷凍庫にこだわりすぎず、柔軟に対応して大丈夫ですよ。
おせちを無駄にしない解凍＆保存のコツ
おせちを無駄にしないための解凍と保存のコツを紹介します。
冷凍おせちを上手に扱えば、味も見た目もグッと変わります。それぞれのコツを順番に見ていきましょう。
①常温解凍はNG！冷蔵庫でゆっくり解凍
まず最も重要なのが、「常温解凍をしない」こと。ついつい早く食べたくてキッチンに出しておきたくなりますが、それはNGです。
常温で解凍すると、外側だけが先に溶けて内側が冷たいままという“ムラ解凍”になりやすく、ドリップ（汁漏れ）や雑菌繁殖の原因になります。
冷凍おせちは、必ず「冷蔵庫で24〜36時間」かけてゆっくり解凍してください。冷蔵庫内の温度は4〜6℃前後なので、食材のうまみや食感を保ったまま自然に解凍できます。
特に魚介類や伊達巻など繊細な食材は、低温でじっくり解凍することで風味が格段にアップします。前日に冷蔵庫へ移しておくのがベストです。
筆者も以前、常温で解凍して“伊達巻がベチャベチャ”になった苦い経験があります（笑）。手間を惜しまず冷蔵庫で解凍するだけで、見違えるほど美味しくなりますよ。
②再冷凍は品質劣化の原因
一度解凍したおせちを再び冷凍するのは絶対に避けましょう。再冷凍すると、食材の水分が抜けて味も食感も一気に落ちてしまいます。
これは冷凍と解凍を繰り返すことで細胞壁が壊れ、ドリップが増えるため。特に海老や煮物などの水分量が多い食材は、再冷凍するとパサパサになってしまいます。
どうしても食べきれない場合は、早めに“冷蔵保存”に切り替えて、2〜3日以内に食べきるのが安全です。再冷凍は「美味しさを捨てる行為」と心得ましょう。
また、冷凍庫に戻しても温度が一時的に上がるため、菌の繁殖リスクもあります。味も衛生も守るために「一度解凍したら食べきる」を徹底してくださいね。
冷凍おせちはそもそも“解凍後すぐ食べる”前提で設計されているので、保存よりもスケジュールを調整する方が正解です。
③食べきれない分はリメイクして活用
「せっかくのおせち、残すのはもったいない…」という方には、リメイクレシピがおすすめです！冷凍おせちは味がしっかりしているので、ちょっと手を加えるだけで別料理に変身します。
たとえば黒豆はバニラアイスにトッピングして和スイーツ風に。栗きんとんはパンケーキやスイートポテトの具材にすると、子どもにも人気です。
煮物類は、炊き込みご飯や雑煮、豚汁に入れても相性抜群。数の子や田作りは、お酒のつまみやパスタにも使えます。味がしみている分、手間なくアレンジできますよ。
筆者のイチオシは「おせちリメイクチャーハン」。かまぼこ、伊達巻、えび、煮物を細かく刻んで炒めると、ほんのり甘くて香ばしい絶品チャーハンになります。
残り物と思わず、創作料理として楽しめば、年明けの食卓がもっと豊かになりますよ。
④取扱説明書をしっかりチェック
最後に忘れがちですが、おせちの取扱説明書を必ず読みましょう。実は、商品によって「解凍時間」「温度」「保存期間」の目安が微妙に違うんです。
たとえば、匠本舗の「花籠」は冷蔵庫で約24時間解凍が目安ですが、博多久松の「高宮」は30時間前後が推奨。中には「室温で1時間置いてから冷蔵庫に移す」といった指定がある場合もあります。
説明書を守ることで、味の再現性が高まり、商品本来のクオリティを楽しめます。メーカーごとのおすすめ温度設定や保存方法が書かれていることも多いので、チェック必須です。
説明書は意外と小さい紙一枚ですが、“おいしく食べるためのレシピ”でもあります。届いたらすぐに読んで冷凍庫に入れる前に確認しておくと安心です。
説明書＋商品ページのレビュー、この２つを確認しておけば間違いなし。
失敗しない！楽天で冷凍おせちを選ぶコツと買うタイミング
楽天で冷凍おせちを失敗なく選ぶためのコツと、予約するベストタイミングについて解説します。
せっかくおせちを買うなら、失敗せず・お得に・美味しく！そんな選び方を紹介しますね。
①11月中旬〜12月上旬が予約のベストタイミング
冷凍おせちは「早めの予約」が何よりも大事。楽天では例年、11月中旬〜12月上旬にかけて人気商品がどんどん売り切れていきます。
12月20日を過ぎると、「人気おせちは完売」「配送が年内に間に合わない」なんてこともザラ。特にコンパクトサイズのおせちは競争率が高いんです。
一方、11月中旬〜12月初旬は「早割キャンペーン」や「ポイント10倍セール」が重なるタイミング。つまり、最安＆最得の時期なんです。
筆者のおすすめは「楽天スーパーSALE」（12月上旬）を狙うこと。この時期に買えばポイント還元も含めて実質1,000円以上お得になることもあります。
冷凍庫の準備と同時に、早めの予約が“おせち成功”の第一歩ですよ。
②口コミで「サイズ」や「入らなかった」レビューを確認
おせち購入で見落とされがちなのが「サイズ感に関する口コミ」です。見た目や味の評価だけでなく、「冷凍庫に入った／入らなかった」のレビューが実は超重要。
楽天レビューには「サイズぴったりだった！」「高さがあってギリギリ入らなかった」など、リアルな声がたくさんあります。これをチェックするだけで、冷凍庫パニックを防げます。
また、レビューの中で“冷凍庫に入らなかった人”の投稿には、実際の写真付きも多く、サイズのイメージが掴みやすいです。
検索時は「レビュー順」に並び替えると、体験談ベースのリアルな情報が拾いやすくなります。筆者もレビューの「実際に入れた写真」を見てから購入したおかげで大成功でした。
楽天のレビュー欄は、実は最強の「生きたカタログ」なんですよ。
③早割・ポイントアップを狙うとお得
楽天のおせちは、早期予約キャンペーンが本当に熱いです。多くのショップが「早割」「数量限定クーポン」「ポイント10倍」などを11月〜12月前半に実施しています。
特に「匠本舗」「博多久松」「オージーフーズ」などの有名店舗では、早期特典として送料無料や風呂敷付きがつくことも。
この時期に購入すれば、通常よりも2,000円前後お得に買えるケースもあります。楽天カードを使えばさらにポイントが上乗せされて、実質値引き率が10〜15％になることも。
つまり、「早く買うほど得をする」のが冷凍おせちなんです。12月末に買うと価格が上がる傾向もあるため、11月中に目星をつけておくのが理想です。
筆者も過去3年連続で早割を利用していますが、ほんとに後悔ゼロ。毎年お得に美味しいおせちを楽しめています。
④冷凍庫の空きスペースを事前に確保しておく
おせち選びの最後のコツは、購入“前”に冷凍庫のスペースを空けておくこと。 これをサボると、「届いたけど入らない…！」という悲劇を招きます。
楽天のショップによっては、商品ページに「外箱サイズ（縦×横×高さ）」が明記されています。これをメモして、自宅の冷凍庫の内寸を測っておきましょう。
特に段重タイプを買う場合は、引き出しの高さに注意。15cm以上のスペースが確保できるかチェックしてください。
また、おせちが届く前に「冷凍食品の整理デー」を設けて、保冷剤や古い食材を処分しておくのがおすすめです。
届いた瞬間にサッと収納できる準備ができていれば、慌てずに済みますし、品質もキープできます。
“おせちの予約＝冷凍庫の掃除”と思っておくと、年末のバタバタが一気にラクになりますよ。
まとめ｜冷凍おせちが冷凍庫に入らないときの対処と選び方
冷凍おせちは便利で華やかですが、「冷凍庫に入らない」という落とし穴が意外と多いんですよね。
外箱サイズを事前に確認し、冷凍庫を整理しておくだけでトラブルのほとんどは防げます。
どうしても入らないときは、外箱を外す・チルド室で保管する・寒冷地なら屋外利用など、柔軟な対応をすればOK。
そして何より、楽天なら口コミが豊富でサイズ感もリアルに確認できるので安心です。
早割時期を逃さず、今年は「冷凍庫に優しいおせち」でストレスフリーなお正月を迎えましょう🎍
